言葉と映像のチカラで「ひと」「こと」をつなげる広告ユニット・トットロットがお届けするひと・ことマガジン

はたらくこと・まなぶこと

募集ご担当者のお悩み別学校の魅力が引き立つ映像活用ケーススタディ vol.3

前回に引き続き、お悩み別の映像活用方法について考えます!「選ばれる学校」になるために重要なのは「自分にあった学校」だと共感を得ること。一方で「映像をどうやって活用したらいいの?」という声も多く聞かれます。ここでは、20年以上に渡って学校系プロモーションをサポートしてきた実績を踏まえ、想定ケーススタディ形式で、募集担当者のさまざまなお悩みにアプローチ。学生を集めるための考え方や映像を活用した広告媒体展開方法などを紹介します。

case1
オリジナリティで選ばれたい
学校が持っている長所のみに特化した一点突破の演出で実現する

冒頭でいきなり「本学にあって他学にないものを視覚化する」ことがポイント。そのためにはオンリーワンを感じさせる要素・切り口を探す必要がある。例えば「卒業生の長寿率が高い」「左利き率が高い」など、クスッと笑えるような小ネタ的な切り口から入り、もっとも価値のある「オンリーワン」要素をクライマックスに置くという、マギー司郎的アプローチ方法などが考えられる。

例】女子大であれば「学生のジーンズ率が高い」などのデータから入ることで、自由で開放的な明るいイメージを与えることができる。

case2
主体性を持った学生を募集したい
センセーショナルな問いかけで自主性を試す映像が有効

ポイントは、本学が学生の自主性を大切にする環境なのだ、ということが一発で伝わるようにすること。「この学校には自主性が必要なんだ」と感じざるをえないセンセーショナルな切り口でアピールする。

例】冒頭で「大学では友達はできません」と言うパワーのあるキーフレーズを提示。「えっ?」と思わせることで、「知りたい情報を自ら動いて聞く。その結果答えを教えてくれるのが大学。友達も受け身ではなく自ら友達になろうとする自主性が大切」という流れを自然に受け入れてもらうことができる。

case3
特色を絞り込んで徹底的にアピールしたい
映像の強み「ビジュアルイメージ」の変化を活用

絞り込んだ特徴をいかに鮮やかに印象付けられるビジュアル・イメージにできるかがポイント。そのビジュアルイメージを変化させていくことにより対象への印象が深めていけるのが映像の強み。例えば耳目を集めた、日本体育大学の「集団行動」は、その一点だけで、日本体育大学というアイデンティティのビジュアルイメージ化に成功している。

例】ヒントは「ビフォア・アフター」。新校舎をアピールしたい場合、新旧両方のキャンパスで同じ行動をとる先生や学生たちをビジュアルイメージとする。そしてふたつの映像を並べることで、新しい校舎をより強調することができる。また校舎を擬人化(ビジアルイメージ化)し「新しい校舎くん」と「古い校舎さん」として漫才のような掛け合いをさせる。