言葉と映像のチカラで「ひと」「こと」をつなげる広告ユニット・トットロットがお届けするひと・ことマガジン

はたらくこと・まなぶこと

いいな、あのひとの働き方 KAO KAO PANDAさん こども、サーフィン、プロアーティスト。 好きなことを我慢しないのが私流!

01 2〜3時間好きなことをしてから、
スッキリと仕事に取り掛かる!

「サーフィンマスト!」と笑顔で話すのは、太陽・海・空・風のエネルギーをめいっぱい受けた鮮やかなアートが、多くのファンから支持されている、アーティストのかおかおパンダさん。地元サーファーの間でも知られている有名人だ。

「縁あって17年間、鎌倉でサーフィンと子育てをしながら、お仕事をさせていただいてます。私は美大の中でもデザイン出身で、いわゆる絵の技術をしっかりと学んだわけではありませんが、その分『自分の喜びや楽しみを、アートに変換することが、かおかおパンダの技術であり、表現そのものだ』と思っています」。

だからこそ「楽しいことは我慢しないで、ちゃんとする!」が、かおかおパンダさんの基本。仕事が忙しくても、サーフィンはけして諦めないという。「波のいい時には週5日行くこともあります。2〜3時間波に乗ってスッキリした方が、仕事が断然はかどるんです!」。

かおかおパンダさんはもともと体育会系で、実は部屋にこもっているのが苦手。いろいろな人と会って話をすることも楽しみのひとつだという。「サーフィンをしていると毎回顔を合わすので、自然と仲良くなる人が多いです。私のアートを応援してくれたり、時には人とのつながりでお仕事をいただくことも。私の働き方のポイントは『好きなことを我慢しない!』の一言に尽きますね(笑)」。

02 こどもとの時間はしっかり作る!
21時に寝て夜中に仕事をする生活。

「最近、娘もボディボード始めたんですよ!」。娘さんの話をする時は、優しいお母さんの顔になるかおかおパンダさん。「生まれる直前まで個展やってました(笑)。生まれてからは、一時保育を利用したり、今も手伝ってくれている妹の手を借りたりしながら、できる仕事は積極的に受けて来ました。
午前中サーフィンに出掛けた日は、お昼から娘さんが学童から帰って来るまでが仕事の時間、娘さんが寝る21時までは娘さんの時間と決めている。「娘と一緒に寝て、午前2時か3時に起床。そこからまた仕事。個展やイベントの前後はもう少し早く起きることもありますが、この生活だと実は良質な睡眠が取れるんですよね」と、かおかおパンダさん。週末はできるだけ娘さんと一緒に過ごすようにしているという。「土日だけは、サーフィンも我慢(笑)!いつか『ママ、早くサーフィン行こう!』という日が来たらいいなあ、と思っているんですけどね。最近は娘も絵をよく描くんですが、描き方もだんだん似てきていて、時々どっちが描いたか分からないことも。よく見ているなあ、と思います」。

「何歳になっても、サーフィンは続けていたいですね」と笑顔で話す、かおかおパンダさん。娘さんとの時間もサーフィンも、アーティストとしての仕事もずっと大事にしながら、素敵な人生を過ごしていくことだろう。

KAO KAO PANDA | アーティスト

札幌市生まれ。鎌倉市在住。2001年に初個展。2004年にはブタやパ ンダのオリジナルキャラクター中心に展開したグッズが人気となり、サーフィンを楽しみながら描く、太陽・海・空・風のエネルギーをめいっぱい受けた鮮やかなアートが、多くのファンから支持されている。空の下で壁に描くライブアートなど、太陽の陽射しを浴びながら、たくさんの人に見てもらえる機会も大切にしている。