昨年12月、元町1丁目で撮影した短編映画『おわりはじまり』(当社・一ノ瀬晶 監督作品)が、第3回キテミル川越ショートフィルム大賞において、嬉しいことに大賞をいただきました。
この映画賞は、俳優の別所哲也さんが主宰するショート・ショート・フィルムフェスティバルと川越市とのタイアップで行われるもので、6月8日、表参道ヒルズのスペース・オーにて上映と大賞の発表、授賞式が執り行われました。
ノミネート3作品上映の後で、審査員の方々が登壇。その後、発表という流れでした。
そして緊張の瞬間。大賞に『おわりはじまり』とアナウンスされ、見守っていた仲間とともに、思わず声がでました。
「川越市元町一丁目のリノベーションに密着したドキュメンタリー映画をつくろう」という川越TEBENTOプロジェクトを進めている中で、「元町一丁目」の魅力を物語として、ショートフィルムとして製作できないかなと思っていた矢先に存在を知ったのが、この「キテミル川越ショートフィルム大賞」でした。
決意したのは去年の10月末。〆切は2019年1月末日。まずはつくる、他は後からついてくるだろう、と急遽プリプロを開始したのが去年の11月。撮影は12月のクリスマス前でした。
絵コンテを割らないフリーな撮影スタイルや、完成した映像に合わせて音楽を即興でいれる楽曲制作など、実験的な試みを今回とりいれました。
なかでも音楽に関する取り組みは、かなりの冒険でした。しかし、ドラマーの木村おうじさん、鍵盤の小林創さんのおふたりのおかげで見事な出来となりました。
キテミル川越ショートフィルム大賞のコンセプトは、川越市内の魅力ある地域資源を発掘し、映像による発信を行うこと。作品を観た人が、川越に行きたいなと思ってもらうのがゴールということ。ですので、本作がその一助となれば、もっといえば、本作を軸にして、川越ですすめているいろんなプロジェクトを推進できたら!と考えていますので、今後にご期待ください。
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